はじめての洗濯

一人で暮らすようになって、初めて洗濯をする、という人も多いのではないでしょうか。
洗濯機で簡単にできるとはいえ、やはり基本をおさえて、よりきれいに洗い上げましょう。

洗濯機の使い方

洗濯は全自動であれば、洗濯機に洗剤とともに入れ、スイッチを押せばOKなのですが、いざ初めての洗濯! となると、このくらいの衣類の量だと水位はどのくらいがいいのか、洗剤の量は…と迷いますよね。

最近では、洗う衣類の重さを量って自動で水や洗剤の量を調節してくれる機種もあるようで、なんとも便利になったものです

そんな洗濯機が買えればいいのですが、高機能な分とっても高価。
まずはオーソドックスな全自動洗濯機を使う方法を覚えましょう。

洗濯機には、よく衣類の量をキロ表示で書かれています。
厳密に量らなくても、まあ洗濯物が洗濯槽の上のほうまであるから水の量は「高」だな、とか、洗剤はキャップの線くらいの量でいいだろう、というように、ザックリとした目安で大丈夫です。

洗濯を続けていくにしたがってだんだんと適量が掴めていけますし、キャップの量さえ超えなければ、洗剤が多かろうが少なかろうが、たいした失敗にはなりません。
標準の量を知りたいのであれば、一度洗う衣類の重さを量ってみてもいいですね。

実のところ、厳密に重さを量って水や洗剤の量を決めている人はごくわずか。

「そんなに汚れがひどくないから洗剤は少なめ」
「頑固な泥汚れだから多めに入れてすすぎを増やす」
「洗剤がもったいないからケチって入れている」

などと、結構自由に決めている人が多いのです。

表示タグをチェック!

洗濯機に放り込んでスイッチオン! で洗濯はできますが、洗濯機で洗うのに適さない衣類もあります。
そういったデリケートなものは、表示タグに洗い方が書かれてありますので、特に初めて着たものは洗う前にチェックしましょう。

手洗いで洗うもの、ドライクリーニングのみのものなど、確認してそれに倣って洗いましょう。

クリーニング代がもったいないという人は、服を買うときからタグをチェックして、ドライ表示のものは極力買わないようにします。

家庭で洗えるドライクリーニング用の洗剤もありますが、水に濡らすこと自体NGな布地もあるので、注意が必要です。

洗い方だけでなく、干し方も書かれているものもありますので、見逃さないようにしましょう。
陰干し表示のものを日当たりのいいところで干してしまうと、変色や褪色、縮みを招いたりしますので、表示通りに扱ってくださいね。

色落ちする衣類は要注意

色の濃いものやジーンズなどの天然繊維は、洗濯時に色落ちしてほかの洗濯物を染めてしまうこともあります。
できれば普段の洗濯から、色の濃いものと薄いものに分けて洗えればいいのですが、一人暮らしはそれほど洗濯物が多くないので、せめて色落ちが激しいものだけは別に洗います。

黒い服が多い人は、逆に白っぽいものだけ手洗いするか、溜めてから洗うなどしてもいいですね。