不動産屋を覗くと、入り口のガラス戸に魅力的な物件がたくさん貼ってありますよね。
相場より家賃がうんと安かったり、好条件がならんでいたり。
あの貼り出し物件って、本当の情報!?
客寄せ広告に注意!
引っ越し先を探しているときに、不動産屋の店頭にお得な物件が貼りだされていると、つい引き寄せられるように不動産屋の中に入ってしまいます。
中には、本当に存在する物件が貼りだされている場合もありますが、「さっき契約が終わってしまって」とか、「大家さんのほうで取り消しの連絡が入ったところです」などと言われ、ほかの少し高めの物件をすすめられることも。
そして次に訪れても、同じ紙が貼ってあったりして……
もし紙が黄ばんでいたりして古そうでしたら、まずは疑ってみましょう。
どうしても気になるようでしたら、その不動産屋が本当に信頼できるか、近所の口コミを集めてみます。
近くのお店で買い物をしてその店員さんに訊いてみると、商店会などの繋がりでなにか情報を持っていることも。
インターネットで店名を検索すると、もしその不動産屋がトラブルを起こしていたら、なにかしら出てくることもあります。
でもなんとなく怪しそうと感じたら、調べてみるまでもなく近づかない方が無難です。
安すぎる物件は要注意!?
もし貼り出されていたお得な物件が本当の情報でも、相場に比べてあまりにも家賃が安い場合は、事故物件だったり、住みにくい間取りだったり、日当たりが悪かったりすることも。
不動産屋も儲けが出ないと商売を続けられないので、相場より安いとしたら必ず理由があるはずです。
なぜ安いのか、質問したり実際に見てみたり、よく確認してみましょう。
オトリ広告に気をつけよう!
不動産屋の貼り出し広告のほかにも、街中で貼り出されているチラシや紙の看板にも、格安物件が貼り出されていることもあります。
電柱やカベにゲリラ的にチラシや看板を貼ることは違法行為なので、そういった手段を使う業者は信頼できるとは思えません。
その情報をオトリにして客を集める魂胆があることも。
きちんと法に則った広告のみ、チェックするようにしましょう。