インターネットで買い物するって何となく怪しい気がして、敬遠する人は多いのではないでしょうか。
でも、ネットスーパーは、実店舗があり皆さんがよく知っている大手スーパーが展開しているサービスなので心配無用です。
便利なサービスの詳細を知るにつれ、どうして今まで利用していなかったのかと後悔をするかもしれませんよ。
ネットスーパーってどういうシステム？
ネットスーパーは、パソコンやスマホの画面上でスーパーのチラシを見たり商品のページを見て欲しい物を注文すると、最短3時間で自宅に届けてくれるというシステムです。
支払いは届けてくれた時に現金で払うことも、クレジットカードの銀行引き落としでも大丈夫です。送料は300円前後が多いですが、まとまった額の買い物をすれば無料になるところもあります。
まずは利用したいネットスーパーが自分の住んでいる地域で使えるかどうかを、それぞれのネットスーパーのサイトで調べてみましょう。
利用するのに向いている人は？
ネットスーパーが、どんな人に向いているのでしょうか。いろいろなケースがありますので、自分だったらどう使いたいか考える上で参考にしてみてください。
買い物が大変な妊婦さんやお子さんが小さい人
妊婦さんは重い物を持ってはいけないし、つわりの期間はちょっとした匂いで気分が悪くなるためスーパーに入ることが苦痛になる人もいます。赤ちゃんが生まれたら、おんぶや抱っこやベビーカーで買い物しなければならず大変です。
交付日から4年以内の母子手帳の提示で、利用登録日から4年間いつでも送料100円というサービスを提供しているところもあり、育児中のママの心強い味方になっています。
雨の日でも車が使えない人
雨の日の買い物は大変です。傘をさすと片手が塞がりお米やトイレットペーパーを持つのも大変で、他に荷物が持てなくなります。自転車も傘さし運転が禁止されているし、傘をさして遠くまで歩かなければいけない時には、大変な思いをすることになります。
スーパーが遠くて重い物が持てない人
引越してきたけどスーパーが遠過ぎるから毎日は行けず、たまに休日に車を出してもらって郊外の大型スーパーに行くことになるけれど、お子さんを連れて、1週間分の買い出しをするのには時間もかかり、せっかくの休日が買い物で潰れることになってしまいます。
買い物する時間すら惜しいという忙しい人
普段は外で働いていて、帰りがけにスーパーでその日の夕飯のおかずを買いに立ち寄り、急いで帰って食事作り。そんな毎日では、ゆっくりとスーパーを見て回ることもままならず、気がついたらいつもワンパターンのメニューになってませんか？
病中病後、外出がしんどい人
体調が悪い時や、高齢の方などです。
メリットは？ココに魅力を感じる
ネットスーパーを利用している人たちは、どのようなところに魅力を感じているのでしょうか。実際に使ってみてどうだったか、メリットを挙げてもらいました。
品切れでも高い代替品を入れてくれる
パソコンで自分が選んだ品が在庫切れになってしまったら、電話が来て、同じメーカーの似たような商品の紹介や、違うメーカーのもう少し高めの商品を注文した時の物と同じ価格で提供してくれることがあります。ちょっと得した気分になります。
チラシ特売も注文可能
その日の朝にチラシでチェックした安売りのお一人様1個までというような商品も、早い時間にパソコン上でポチれば、ほぼ購入できています。
到着する少し前にメールで連絡が入る
お届け予定時間が2時間ぐらいの範囲で指定されますが、もうすぐ到着しそうな時にメールで知らせてくれるので、外出していても近所ならそれを確認してから自宅に戻っても間に合います。
ネット価格は店頭で買うより安い
スーパーの店頭には並ばずに、ネット限定価格でお得に商品を購入することができるのも魅力です。
重たいお米やペットボトルのケース買い、オムツやトイレットペーパーも助かる
お米やペットボトルをケースで買うと、ほぼ自転車のカゴはいっぱいになります。歩きでは、オムツやトイレットペーパーを買ってしまうと、それだけで片手が塞がることになるので、これらの物だけでも自宅に届けてもらえるのはありがたいです。
アイスや冷凍品をしっかり保冷して運んでくれる
暑い夏では保冷の氷をもらって保冷バッグで持ち帰っても冷凍食品もアイスも心配ですが、ネットスーパーなら温度管理をした保冷箱にしっかりパッキングして運んでくれるので、自分で買うよりも安心して利用することができます。
同じ商品群から選ぶので最安値の物が買える
例えば醤油を選びたい時は、カテゴリーで食品、調味料、醤油とたどっていくと、画面にいろんなメーカーの醤油がズラッと並んで表示されます。最安値の物を買おうと思えば、100mlあたり何円の表示を頼りに一番安い物を買うことができます。
すぐ合計額が出るので買い過ぎを防げる
1つの商品を注文するごとに合計金額が表示されるので、買い過ぎを防ぐことができ、実際にスーパーに買い物に行くより家計の節約につながっているという声も多いです。
おすすめメニューから一式あっという間に買える
おすすめレシピのページがあり、その中からメニューを選べばワンクリックで必要な全ての食材を一気に注文をすることができます。レシピも載っているので、画面を見たり印刷して手元におきながら未知のメニューに挑戦することができます。
賃貸の部屋を選ぶのにスーパーの距離は気にならなくなった
賃貸物件を選ぶ際にスーパーが近いかどうかは別に気にならなくなります。物件を選ぶ際の選択肢が広がりますね。
デメリットは？ココが不満
ネットスーパーを一度でも使ったことのある人に、不満点を挙げてもらい、不満を解消するには、どのようなことに注意すべきか、どのような対策が考えられるかを説明します。
人気商品はすぐ売り切れる
スーパーはその日の目玉商品や人気商品をチラシで宣伝します。購入希望者が殺到すると、ネットスーパー上でも在庫がなく、売り切れという表示がされるようになります。
翌日の朝刊に折り込まれるチラシの内容が、ネットスーパーでは一足早く前日の19時にupされるところもあります。就寝までの空いた時間にゆっくりと商品を選んで注文をしておくことができますよ。
まとめて買わないと送料がかかる
送料は大体どこのスーパーでも500円以下が多く、300円前後が相場のようです。ただしまとめて3,000円や5,000円以上で無料とするところなどスーパーにより様々です。
お得になる日を設けていて80円で運んでもらえる日もあります。
なるべく送料の安いネットスーパーを利用するか、送料のお得になる日に利用しましょう。あと少しの買い物で送料が無料になるという微妙な金額なら、買い置きしていても無駄にならない、そのうち必ず使う商品を購入するといいでしょう。
飲料ケースは、消費期限が長いので、備蓄品代わりにどうですか？重い物ほどネットスーパーのありがたみを感じます。
悪天候だと早い時間帯に予約で埋まってしまう
台風の接近や降雪予報が出た日は、早い時間帯にその日の取り扱いが終わってしまうことがあります。大雪の日はネットスーパー自体をお休みすることもあります。
週間天気予報を見て、早めの対策が必要です。当日の朝になって慌てて注文するより、前日に注文した方が確実でしょう。
手にとって鮮度の良い物を選べない
店頭では生鮮品を自分で鮮度の良い物を選べますが、ネットスーパーはそういうわけにはいきません。
ただ、ネットスーパーの明細書には、商品を選んで荷詰めしてくれる担当者の名前が記載されていますので、生鮮品の状態の悪い物が入ってたという話は聞いたことがありません。
品数は店頭よりは少ない
店舗に陳列されている全ての物がネット上に掲載されているわけではありません。こだわりの品を選びたい人は、ネットスーパーを複数登録してみると、お目当ての品が見つかるかもしれませんね。
商品をじっくり選んでいると眼が疲れる
何かいい物がないかと片っ端から商品を見ていると、あっという間に時間が過ぎ去ってしまいますよね。その間、ずっと画面を見つめ、商品を真剣に吟味しているのでは、普段より眼が疲れて当然です。
買いたい物をあらかじめ決めておくか、適度に休憩を取って眼を休ませたり、ブルーライトカットのフィルムなどを貼るようにしましょう。
まとめ
こんなにメリットの多いネットスーパーですから、使わない手はありませんね。まず、引っ越した先の地域の配達が可能かどうかを確かめてから、お試しで利用してみるのが良いのではないでしょうか。
重たい物だけを注文したり、溶けやすいアイスや冷凍食品だけに利用したり、各家庭の家族構成や生活スタイルによって様々な利用の仕方が考えられるでしょう。
（参考資料）主なネットスーパー
イオンネットスーパー
毎週月、水〜金曜日配送限定3,000円以上で配送料無料。通常は324円（税込）、地域により108円（税込）もあり。
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(※情報は2016年6月29日現在のものです。店舗によって変わることもありますので、詳細は各店にお問い合わせください)