節約の王道として、まずは収入と支出をしっかり把握することです。
それには、やはり家計簿をつけるのが一番!
一度は挫折した人も、自分に合った続けやすいやり方を探してみましょう。
家計簿をつけて見えてくること
家計簿をつける最大のメリットは、数値化して客観的に見ることで、それまで見逃していた無駄な出費に気付いたり、最低いくらあれば生活できるかがわかったりと、たくさんの気づきがあることです。
とはいえ、現実を突きつけられているようで、時には落ち込んでしまうことも。
でも、落ち込むということは、それだけ改善点がたくさんあるということ。
これから賢くお金を使っていくようになるためにも、しっかり現実を見て、計画的なお金の使い方を考えていきましょう。
いろいろな家計簿のつけ方
昔ながらの紙の家計簿
家計簿といえば、昔お母さんがつけていた、ノート型の家計簿を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
よく、『主婦の○○』みたいな雑誌の1月号に、付録としてついていますよね。
これはこれで、今までの主婦が長年使ってきた中での知恵がつまっていて、よく考えられたものです。
ただ、使いこなせれば便利なのですが、項目が細かく、家計簿初心者は躊躇してしまうかも知れません。
最初は書けるところだけ書く、と決めおいて、慣れてきたら項目別に書くようにしてもいいでしょう。
本屋さんに行けば、いろんな種類の家計簿が置いてあります。
ごくシンプルなものから、経理担当用? と思うような細かいものまで様々です。
いろいろ見比べて、自分に合うものを選んでみてください。
家計簿ソフトを使う
書くのが苦手なら、パソコン用の家計簿ソフトを使ってみましょう。
場所をとらず、計算も自動でしてくれるので便利です。
こちらもいろんな種類のものが出ているので、自分が使いやすそうなものを探します。
ピンとくるものがなければ、表計算ソフトで自分で作ってしまうのもいいでしょう。
難点といえば、紙の家計簿は思いついたらすぐ書き込めるのですが、パソコンはいちいち電源を入れて立ち上げなければならないという、少し面倒なところです。
最新!? 家計簿アプリ
最近ではスマートフォンやタブレット端末でも利用できる無料の家計簿アプリが登場しています。
種類も、キャラクターものや実務重視の本格的なもの、お小遣い帳形式のものまで、豊富に揃っています。
また、パソコンやスマートフォンなどのいろいろな端末で使用できるクラウド型の家計簿サービスもあります。
とても便利ですが、セキュリティの問題はないのか、少し心配も残ります。
すでにクラウドサービスを経験していて抵抗のない人は、一元管理のできる効率のよさをとってみてもいいかも知れませんね。