ベランダがあるといいですね!
洗濯物も干せるし、景色や風をゆったり楽しんだり。
ところがそんなベランダにも、注意すべき点があるのです。
そのベランダ安心? 侵入しやすい条件
部屋を探す際には、周囲の治安も確認しますよね。
でも治安がいい町を選んだとしても、犯罪者は遠征してくることも。
そんなときに狙われやすいのが、やはり侵入しやすい部屋。
特にベランダは、要注意です。
部屋が一階でなくても、木や壁など足ががりになるものがあるとか、配水管など梯子代わりになるものがついているとか、ベランダ側の人通りが少ないとか、よく見てみてください。
昼間は人通りが多くても、夜になると静かになる住宅街などは、夜の下見もしておきましょう。
侵入しやすそうなベランダに住んでいる場合は、踏むと大きな音が出る防犯砂利を敷き詰めたり、センサーつきのライトをとりつけるなど、犯罪者が敬遠するような対策をしておきましょう。
洗濯物を干せるか確認
お日さまの下で干した洗濯物や布団は、とても心地良いですよね。
ベランダがあったら、毎日でも干したいくらい。
でも、洗濯物や布団を干してはいけないベランダもあるのです。
マンションなどで管理組合があるところでは、管理組合が決めた規則があります。
中には「景観を損ねる」「災害時の避難の妨げになる」という理由で、ベランダでの干し物は一切禁止と決められているところも。
同意し納得して従えるのなら問題はないのですが、あとから聞いて「しまった!」ということがないように、入居前に規則を確認しましょう。
そういった規則がなくても、今持っている物干し竿や物干しラックなどがそのまま置けるか、スペースについてもチェックが必要ですね。
落ち葉や鳥のフン
近くに大きな木があって、秋には落ち葉が多そうなところでは、ベランダ掃除がたいへんでないか考えましょう。
その風流さを楽しめるのでしたらいいのですが、落ち葉が溜まるのがいやな人は、大きな木のそばは避けたほうが無難ですね。
ハトなどの鳥が、ベランダをたまり場にしたり巣を作ってしまうことがあります。
下見のときに鳥のフンが落ちていないか、チェックしておきましょう。
鳥は一度たまり場にすると、追い払っても居ついてしまうことが多いので、鳥のフンがたくさん落ちていたら要注意です。
ベランダを汚されて不快なだけでなく、乾燥したフンを吸い込むことによってアレルギーを引き起こすこともあるので、よく気をつけましょう。