引っ越し料金を算出するときに、ひとつの要素になっているのが使用するトラックの大きさです。
「夫婦2人で荷物はそれほど多くない。いま住んでいる部屋は2DKで、新居も同じ2DK。この条件だと、トラックの大きさはどの程度なのだろう?」
「良く聞く話だと、この程度の条件ではだいたい2トントラックか2トンロングボディーだと言うけれど、自分の場合積み切れるのかな?」
このような疑問が出てきます。
そこでここでは「2トントラック」と「2トンロングボディートラック」の寸法やサイズと、どの程度の積載量で、かかる料金はどれくらいなのかを調べてみました。
2トン・2トンロングボディートラックの大きさは?
引っ越し業者が一番多く使っているトラックが、この2トンと2トンロングボディーのトラックです。
そこまで大きくないので、ある程度狭い道でも入っていけたり、引っ越し作業中に路上駐車をしていてもそれほど邪魔にならないなどの利点があるからでしょう。
それでは、2トン、2トンロングボディートラックの荷台の大きさはどのぐらいあるのかを、紹介します。
各2トントラックの寸法は、
2トントラックのサイズ
幅1m80cm 奥行き3m 高さ2m
2トンロングボディートラックのサイズ
幅1m80cm 奥行き4m50cm 高さ2m
ロングボディーと言うだけあって、奥行きのサイズに大きな違いがあることが分かります。
それと、乗用車と違いトラックの荷台は、多くの場合そのトラックの発注者の注文で決まり、既定のサイズ内であれば多少小さくても2トントラックとなります。ですので、すべての業者のトラックが同じ大きさとは限りませんので表記している数字は「前後」となります。
ですが、基本的にトラックの大きさは、引っ越し業者が荷物の量を見て決めてくれるので心配はいりません。
もし自分でレンタカーで2トントラックを借りて引っ越しをするなら、積載量やサイズを把握しておく必要がありますが、見誤って荷物が詰めない場合も出てきますし、もしパワーゲートがないトラックだとタンスやら大きい家具の積み下ろしも大変ですからね。
引っ越し業者に頼む場合でどのトラックを手配するのかや、台数やサイズによっての料金に不安がある場合は、先に一括見積もりでどのトラックが使われるのか、簡易査定を取ってみるといいでしょう。
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2トントラックに積める荷物の積載量は?
2トントラックの荷台の大きさを畳に換算すると、だいたい3畳から3.3畳ぐらいになります。この数字を見ると以外に小さいと思うかもしれませんが、高さがある程度ありますから、体積としては結構あります。
ザックリとした荷物の積載量は、
- 2ドア冷蔵庫
- テレビ
- デスクトップパソコン
- 縦型洗濯機
- シングルベッド
- 電子レンジ
- 食器棚
- 布団
- メタルラック
- ハンガーボックス
- 衣装ケース5個
- タンス
- 段ボール20個前後
状況によってはプラス自転車と言う感じになります。
荷物が多い方の単身での引っ越しや、ワンルームの引っ越しでしたら、おおよそこのくらいの荷物量になるかと思います。この程度の荷物の量でしたら、2トントラックで間に合うでしょう。
あくまでざっくりなので、正確な判断は引っ越し業者に相談してみましょう。
2トンロングボディートラックに積める荷物の積載量は?
2トンロングボディートラックの床面積を畳の大きさに換算すると、ほぼ5畳分となります。2トントラックと比べてかなり大きくなります。これに高さがありますから、体積としてはかなりあります。
ザックリとした積める荷物の内容は、2トントラックであげた荷物を余裕を持って積むことはもちろん、ドラム式洗濯機やセミダブル・ダブルベットなど、かさばるものも積めるようになるでしょう。
2トントラックに比べると、ある程度荷物量が増えても積むことができますが、これも正確なところはプロの判断に頼る方が安全です。
2トントラックと2トンロングボディートラックの引っ越し料金相場
各2トントラックで引っ越しをする場合の料金相場は下記のとおりです。
2トントラック
20,000円〜40,000円
2トンロングボディートラック
35,000円〜50,000円
この他に、引っ越し業者が提供している荷造り・荷造りなどのサービスや、家具の取り付けサービスなどのオプションサービスを利用した場合は、この金額に加算されていくことになります。
基本的な引っ越し内容とは別に依頼したいことがある場合は、引っ越し業者に追加料金が発生するのかをしっかり確認してから頼むようにしましょう。
業者が乗っている2トントラックの高速道路料金
引っ越し先が遠方の場合、高速道路を利用する場合がありますが、この高速料金は基本的にこちら持ちとなります。
ですが、引っ越しにかかる料金を安くしたいという思いで高速道路を使わせたくないという方もいるでしょう。そのような場合は、事前に伝えておくことが大事です。
引っ越し業者は一日に何件も回るので、移動は最短ルートが基本です。見積もりでも高速料金を含んだ料金を提示すると思いますので、もし高速道路を使ってもらいたくない場合は、最悪でも見積もりの最終チェックまでに伝えるようにしましょう。
荷物量の自己判断は慎重に!
ここで紹介した荷物量はあくまで目安として下さい。
自己判断で積み切り条件の引っ越しトラックを手配してしまい、積み残しが出てしまった場合は、追加料金が発生したり、最悪の場合は引っ越し自体を延期することになる場合もあります。
依頼する引っ越し業者の料金とサービスをきちんと把握したうえで、訪問見積りなどで荷物量をプロに見てもらい、2トントラックですべての荷物を積めるかの確認をしてもらいましょう。
引っ越し業者を選ぶ際は必ず一括見積りを利用することが、引っ越しをする際の鉄則です。簡単な入力をするだけで、10社くらいの見積りをまとめて出してくれます。
業者からの連絡は、見積もりを出したその日中か遅くても翌日には返ってきますので、トラックの大きさで迷ったらまずは一括見積りのサービスを利用することをおすすめします。
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