ここ数年でじわじわと浸透してきた掃除ロボット。
機能も上がり、なんとしゃべる機種まであったりします。
手ごろな値段のモデルも揃ってきた今、うまくつき合っていく方法を考えていきましょう。
ロボット掃除機を活躍させるためには?
ロボット掃除機はなかなか優秀で、少しの段差なら乗り越えていけますし、
部屋の隅のほこりもブラシで掻き出してきれいに吸い取ってくれます。
繰り返し部屋を行き来することでまんべんなく掃除してくれて、手間もかからずとっても便利。
ただ、ロボット掃除機のスイッチを入れて掃除をおまかせするためには、
部屋を事前に整理しておく必要があります。
衣類やビニールなどが落ちていたり、本屋や雑誌が床に散らばっていると、
巻き込んで止まってしまったり、障害物で吸い残しがでたりして、
きれいにならないどころか故障の原因にもなります。
つまり、ロボット掃除機はズボラさんのための道具のようですが、
ズボラさんが使いこなすには、少しハードルの高いものだったりするのです。
安価モデルが出てきているとはいえ、まだまだ値が張るもの。
これから買う人は、使いこなせるかよく考えてから購入しましょう。
ですがそれを逆手にとり、ロボット掃除機を使うのを機に、
整理整頓を身に着けるきっかけにしてしまうのもいいかも知れません。
ロボット掃除機は掃除能力も高く、動きもユニークで楽しく、愛着が湧きます。
その愛情を、ズボラさん克服に利用してみてはいかがでしょうか。
時間と場所、広さを考えよう
部屋全体をゆっくり進みながら、ゴミを吸い取ってくれるロボット掃除機。
何度も行き来して掃除残しがないようにするために、
ひとつの部屋を掃除しきるのに数十分はかかかります。
掃除中の部屋で自分も用事があるときなど、なかなか終わらずイライラしてしまうことも。
そうならないために、出かける前にセットしておくとか、
お風呂の時間など、ほかの部屋にいるときにさせておくようにします。
また、あまり広すぎる部屋ですとどうしても掃除しきれないところが出てしまいますので、
わざと障害物を置いて、場所を区切って掃除をさせたりと、工夫してみましょう。
ペットとロボット掃除機
よくロボット掃除機を乗りこなすネコの画像が紹介されていて、ほのぼのと笑わせてくれます。
でもペットによってはロボット掃除機に恐怖を感じ、精神衛生上よくないことも。
また、ロボット掃除機に攻撃を加えたりして、掃除の妨害をするペットもいます。
笑っていらいる程度ならいいのですが、
小さなペットですと掃除機に巻き込まれてしまうこともありますので、
大丈夫そうに思えても掃除機の稼働中は、ペットから目を離さないようにしましょう。