当日や翌日に緊急で引っ越したい場合

「どうしても今すぐ引っ越さなきゃいけなくなった!」こんなこと、自分の人生には起きないだろうと思っていませんか?でも、人生において、今日か明日にでも急に引っ越さなければいけない場面にあなたが直面しないとは限りません。

たとえば、

  • 会社の別の支店の支店長が長期入院になってしまい、復帰の目途が立たないため、急遽支店長代理で赴任することになった。
  • 実家の親が倒れ、介護が必要になった。遠距離なので、しばらく行き来する交通費を思えば、引っ越してしまった方が安上がり。
  • ストーカーになってしまった元彼。明日は、遠方への出張との情報を手に入れた。引っ越すならその時がチャンス!

他にも、様々やむにやまれぬ事情は誰にでも起こりうることです。でも、そんな引っ越しって可能なのでしょうか?

急ぎの引っ越しは可能?

どうしても今日明日に引っ越しをしたいという時、トラックをレンタルして知人にお手伝いを頼む方法もあります。しかし、エアコン移設や、大型家具や家電などの運搬は、技術者でないと難しく、故障の原因となりかねません。

よしんば急なお願いを快く引き受けてくれる友人がいたとしても、段取りよく進めば良いですが、慣れない作業は時間もかかるし、トラブルだって起こります。

第一、「今日引っ越したいから手伝って」なんて頼みづらいし、お礼だって十分にしなければいけません。そんな諸々を考えれば引っ越し業者に頼んだ方が確実だし、結果的には安く短時間で済むと思います。

引っ越し業者は、直前の依頼でも、トラックと作業員と所要時間の見通しが立てば引き受けてくれるはずです。直前に他で受けていた引っ越しがキャンセルになってポッカリと穴が空いてしまった時などは、むしろ歓迎してくれるでしょう。

明日までに引っ越したい!効率の良い業者選定の仕方

急に引っ越しが決まった時は、知人や関係先への連絡や、各種の手続き、加えて荷物の梱包、掃除など、やるべきことがたくさんあります。

でも、その前に最優先してやってほしいことが、引っ越し業者の予約です。

手当たり次第電話をするのは時間の無駄

タウンページやインターネットで近くの引っ越し業者を調べ、片っ端から電話して「明日引っ越したいのですが」と言うと、大抵驚かれます。

担当者に電話を代わってもらって直接すぐ話ができれば良い方ですが、「確認して折り返しご連絡します」と言われ、やっと連絡が取れても見積もり担当者が急に動けない場合もあります。

率直に言って、翌日の急な引っ越しの訪問見積もりを何社も時間をずらして順番に来てもらうというのは無理があります。一刻を争う時にこの調整だけでも結構なストレスになるでしょう。

この時点で既にかなりの時間を要しているはずなので、こちらも業者も疲れてきているかもしれません。「何社か問い合わせてみたけど、明日は難しいことが分かった。日延べするしかないのかもしれない」と弱気になったり、腰が引けてしまうのも無理のない話です。

一括見積もりサイトなら即日可能の業者が見つかる

急な引っ越しは、通常の引っ越しの流れでいくのは、あまりにも時間がもったいないと言わざるを得ません。そんな時には、パソコンやスマホからインターネットで複数の引っ越し業者に、同じ条件で無料で見積もり額を出してもらえる一括見積もりサイトに頼るのが一番の近道です。

そこで、引っ越し希望日、現住所と転居先の大まかな住所、家財リストの個数など必要事項を入力するだけで、すぐにメールや電話で、当日引っ越し可能な業者から連絡がきますので、各社の見積もり額を素早く知ることができます。

見積もり額の安い上位3社ぐらいに絞って話を聞いても良いし、安くはなくても気に入った業者があれば、他社の見積もり額を提示して交渉するも良し、色々と使えるサイトです。

引っ越しの注意点や流れなど、コラムも充実しているので、何から始めて良いか分からない時にはとても参考になるでしょう。

当日中に引っ越したいなら出費も覚悟

今日どうしても引っ越したいという、緊急を要する場合はもっと大変です。まず対応してくれる業者があるかどうかが問題です。たいていは、先に1件済ませた後の2便目以降になるでしょう。大型家具や大物家電が多かったり、特殊作業が必要な場合などは、断られるケースがほとんどです。

一括見積もりなら夜中でも対応可能

やはり、ここでも一括見積もりサイトが一番早く即日の引っ越しが可能な業者が見つかるでしょう。引っ越し希望日を今日の日付にして、他の必要項目を入力して、オプションは「梱包おまかせプラン」を選択、入力を終えると、間もなく業者から連絡がきます。

引っ越し業者に直接電話をするのは営業時間内でなくては通じませんが、一括見積もりサイトならインターネット上で24時間いつでも申し込み可能なので、急がなければならない場合は夜中でも連絡してくれます。とにかく即日引っ越しということは、深夜だろうが早朝だろうが時間を選んでいる場合ではありません。

引っ越しが夜中になる可能性もあります。そうなると深夜割り増し料金が発生しますが、一刻を争う場合はやむを得ないでしょう。業者の都合に合わせる他ありません。

梱包おまかせプランは強い味方

あと何時間か後には業者のトラックが来るとなったら、荷物をどんどんダンボールに詰めていかなくてはなりません。

でももう、手持ちのダンボールは使い果たしてしまった。近所のスーパーはとっくに閉店してダンボールはもらえそうにないし、朝イチで不動産屋と役所にも行かなくてはならない。

そうこうしている間にガスの閉栓にも立ち会わなければいけないし、もう時間がない!

これは「梱包おまかせプラン」を使うしかないでしょう。自分が見られたくない物、触られたくない物をだけを詰めてしまえば、あとはプロの作業員にまかせておけば大丈夫です。

物が溢れた部屋でも、次々と手際よく、ワレモノや、どうやって梱包したらいいんだろうと悩むような物もしっかりと安全に詰めてくれます。作業を進める上での疑問点は必ず聞いてくれるので、依頼主は口頭で伝えるだけでOKです。

家族が多いほど荷物は多くなり、引っ越しの時の一家の主婦の仕事量といったら相当大変なことになるのが定番ですが、荷解きは自分で引っ越し後にゆっくりやるとして、梱包だけでも任せられたら気持ち的にも余裕が生まれます。

忘れてはいけないポイント

いくら急いで引っ越しをしなければならない状況でも、決められた手続きをきちんとやらないと、電気、ガス、水道のライフラインは使用していなくても、基本料金をずっと払い続けることになるので注意が必要です。

本人不在でも何とかなるものも

本来なら引っ越しの3日前には連絡して手続きをしなければならないのが、電気、ガス、水道のライフラインの停止と清算です。検針員が来て、メーターで使用料を確認してその場で清算という流れなのですが、今までの口座振替で使っている口座を解約しなければ、最終使用分はそのまま口座振替で大丈夫です。

メーター確認も別に不要であれば、立ち会う必要もありません。出て行く時に、電気はブレーカーを下げ、水道は元栓を閉めれば問題はありません。

ただし、ガスの場合は、閉栓の手続きで検針員が訪れ、ガス機器を外してガス漏れなどがないか安全面を確認しなければなりません。

近年は、ガス料金は口座振替が多く、その場で現金清算を希望しない場合は、閉栓時は立ち会いの必要はないとするガス会社も増えてきているようです。またガスメーターが室内にある時は必ず使用者との立ち合い確認が必要になります。

役所に届け出る転居届は、転居したあとで郵送で手続きをすることも可能です。不動産会社との退去後の立ち会いも、信頼できる身内や知人に任せても大丈夫です。

ストーカーや夫のDVから逃れるための引っ越しならば、転居先を知られないように関係先に口止めしてもらうようにお願いしておきましょう。転入した市区町村で「住民基本台帳事務におけるDV等支援措置」の手続きも忘れずに行いましょう。

まとめ

当日や翌日の引っ越しなどということは、滅多にないことですし、想定もしていないので、いざ自分の身に起きると慌ててしまうと思います。

今までの引っ越しは、馴染みのある大手業者にお願いしていた人でも、急ぎの時には自分で引っ越し業者を選ぶ余地はないものと思った方が良いでしょう。

特に引っ越し繁忙期の3月4月では、引き受けてくれる業者があったらラッキーぐらいの気持ちで臨みましょう。

その点、一括見積もりサイトならスピーディーな回答が期待できます。まずは、引っ越し業者を確保することが最優先ですよ。