食器などの壊れ物や刃物は、梱包に一番気を使うところだと思います。
梱包の方法を間違うと、食器などはすぐに壊れますし、刃物はケガをする可能性もあります。
食器など壊れ物の荷造りの方法
食器などの壊れ物はまず全て、新聞紙で包みます。
この時決して、いくつかの食器を重ねて包んではいけません。
重ねて包んでしまうと、移動時に食器同士がぶつかり合い、壊れてしまうことになります。
必ず別々に包むようにしましょう。
その上でダンボールに入れるわけですが、この時、重いものを下に、
軽いものを上に入れるようにします。
逆になっていると、上にある重い物の重さで、下にあるものが壊れてしまうことがあります。
さらに壊れ物は、ダンボールの左右の重さのバランスを、揃えておくことも大切です。
左右のどちらかに重さが偏っていると、作業員が持ち上げた時にバランスを崩し、
落としてしまう可能性が出てくるからなんですね。
またお皿などは、横にして重ねて入れずに、タテにして入れるようにしましょう。
横に重ねて入れてしまうと、上にある皿の重みで、下の皿が壊れてしまう場合があります。
壊れ物はそのようにしてダンボールに入れた上で、
ダンボールの余った隙間には全て新聞紙を丸めて詰め、
中で壊れ物が動かなようにしておきます。
さらに壊れ物のダンボールの封をしたら、外側に「壊れ物」のシールを貼るか、
赤いマジックで大書きしておくことも、忘れてはいけないことですね。
包丁など刃物の荷造り方法
包丁などの刃物も、荷造りするには注意が必要です。
きちんと荷造りしないと、刃物がダンボールを突き破って顔を出し、
荷物を運んでいる時にケガをすることがあります。
まず刃物の刃の部分には、すべてダンボールを適当な大きさに切り、
二つ折りしたものをあてがいます。
その上で、ガムテープでしっかりと止め、刃がむき出しにならないようにしておきましょう。
刃物はその上で、まとめて小さな箱などに入れ、
それをダンボールに入れるようにするのがオススメです。
小さな箱には「刃物」と大書きし、取り出す時に誤ってケガをしないようにしておくのも必要ですね。