野菜は捨てる部分に福がある!?

節約生活には欠かせない、自炊。

そこで心配になってくるのが、栄養バランスですね。
特に不足しがちな野菜は、意識してとりたいものです。

でも野菜って、案外高いんですよね……
そこで、買った野菜を無駄にしない、リーズナブルに使い切る裏ワザをご紹介します。

いろいろ使える! 大根を有効活用

八百屋さんやスーパーでも、よく安売りをしている大根。
一本を100円以下で買えることも。

ちょっと重いですが、一本まるまる買うととっても便利です。
大根は、サラダにしても、煮込んでも、炒めても、焼き大根にしてもおいしく食べられる、万能野菜なのです。
剥いた皮もきんぴら風に炒め煮にして、一品できあがり!

もちろん葉っぱの部分も有効活用しましょう。
大根葉は生ではちょっといただけませんが、炒めたり、お味噌汁の具にしたり、煮物に添える緑ものとしても使えます。

使い切れない場合は、サッとゆでて冷凍保存もできます。

もっとおすすめなのが、お皿に水を張って大根葉を活けておくこと。
こうすると長持ちする上に、新しい葉も出てくるので、お得な気分が味わえます。
ちょっと緑のものがほしい、というときの色彩アクセントにもなってくるので、お料理を目で楽しみたい方にもぜひ。

ありがたいネギの成長力

ネギを買うときは、ぜひとも根つきのものを選びましょう。
普通の長ネギは、根っこが切られて売られているものが多いのですが、泥ネギや万能ネギには、だいたい根がついています。

料理に使って残った根っこを、プランターなどに入れた土にさしておくと、新しい葉が出てきます。
大根葉のように水に挿してもいいのですが、しっかり根をはれる土のほうがよく育ちます。
こうしておくと、薬味くらいの分量なら、充分収穫できます。

買ってすぐに使わない場合でも、土にさしておくと元気でシャッキリ感を保てますよ。
水は、土が乾かない程度にあげましょう。

まだまだあります! 育つ野菜

ほかにも、セリや豆苗など、食べたあとに「増える」野菜はたくさんあります。
そんな視点でお店に並んでいる野菜をチェックするのも楽しいですね。

このような簡単栽培に慣れてくると、野菜を種から育てることにも興味が湧いてきたりします。
プチトマトなど、初心者でも育てやすい野菜がたくさんありますので、トライしてみてもいいでしょう。
ぜひとも無理のない範囲で、簡単で新鮮、そして安全な野菜作りで、節約生活を楽しんでくださいね!