電話料金はスマホの格安SIMを使えば安くできる

固定電話は引っ越しをすると移転の手続きが必要で、ちょっと面倒だけれど、携帯やスマホだったらそんな面倒な手続きは不要です。

しかも、スマホの便利さは言うまでもないほどで、一度使うと手放せなくなります。でも、ちょっと困ったものがあって、それは利用料金の設定が高いことです。

しかし、SIMカードを使うと、この高い料金設定のハードルを、グッと下げることが出来ます。

引っ越しを機に、SIMカードを利用してみることも良いかもしれません。

SIMカードとは何か?

SIMカードとはIMSI(International Mobile Subscriber Identity)と言う、固有の番号を持ったICチップの事です。Subscriber Identity Module Cardの頭文字を取って、SIMカードと言います。つまり回線契約者を識別するカード、と言うことになります。

この固有の番号と電話番号をリンクさせて使えるため、SIMカードを他の端末に移し替えることで、契約内容も電話番号も変えることなく、いくつかの端末を使うことが出来ます。

日本国内で入手できるSIMカードは、通信会社(キャリア)から貸与されるものなので、解約時には返却する必要があります。ただし、プリペイドの場合だと、最終使用時から一定期間が過ぎると、自動的に契約が失効するため、返却の必要はありません。

SIMカードの普及は?

2014年以降、月額1000円以下で使える格安SIMが登場しています。格安SIMと言うと、なんとなくスマホに詳しい人向けと言う感じがしますが、そのようなことはなく徐々に一般化しつつあります。

確かに、スマホの料金が安くなると言うことは、かなり魅力があるのですが、いまだに通信速度や通話機能にデメリットはないのか、などと言いう疑問を持っている人がいるため、案外普及速度は速くはありません。

なぜSIMを使うと料金設定が下がるのか?

なぜSIMカードを使うと料金設定が下がるのか、と言う問題ですがそんなに難しいことではありません。

回線を大手通信会社(キャリア)からまとめて借り上げて、販売コストをギリギリまで削減、その上でデータ通信料や通信速度をある程度制限することで、低額な料金設定を実現しています。

もっと簡単に言うと焼き魚でご飯を食べたかったのですが、定食しかなくて、仕方なく焼き魚定食を頼んだら、あまり欲しくないヒジキの煮物や小さな冷奴、それに嫌いな沢庵まで付いてきてしまいました。それである程度の値段を取られてしまいます。

これが、大手通信会社との契約内容になるのですが、SIMカードを使うと焼き魚とご飯に味噌汁だけで済むため、料金は当然安くなります。

しかも、焼き魚は焼き魚だし、ご飯はご飯で、味噌汁もあくまでも味噌汁ですから、欲しいものだけを食べられて満足感があります。

これが、SIMカードを使うと、月々の利用額を低く抑えることの出来る理由です。

SIMカードを使うとえられるメリットもあれば、逆にデメリットもありますから、一度SIMカードを扱っている業者を調べて、きちんと情報を収集してみることも必要です。