第一次フリースブームから、早20年。
どこの家にもタンスの中に一枚はあるのではないでしょうか?
リーズナブルで軽くて暖かいフリース、実は着古したあとでもガッチリ使える、便利アイテムなのです。
アクリルたわしの代わりに
アクリルたわしってご存知ですか?
洗剤を使わなくても汚れが落ちる、便利グッズです。
アクリル毛糸で簡単に編めることもあって、カラフルに可愛く仕上げられた手作りのアクリルたわしが、各地のバザーでたくさん並んでいるのをよく目にします。
アクリル毛糸もフリースも、元をたどれば同じ石油。
機能も同じなのです。
ですから、もう着られなくなったフリースを適度な大きさに切って、端を縫い合わせれば、簡単に「アクリルたわしもどき」ができてしまいます。
フリースはアクリルたわしよりふっくらしていて手になじみ、キメが細かいので、むしろアクリルたわしより使いやすく、汚れ落ちも優れています。
キッチンで便利な、このアクリルたわしもどき、湯船の垢落としや、洗面台の水垢とりなどにも大活躍です。
洗剤なしで、汚れがスイスイ落ちていくので、掃除も楽しくなります。
そう、このタワシは、油汚れだけでなくいろいろな汚れに強い、万能選手なのです!
使ったあとはギュッとしぼっておくと、すぐ乾くので手間要らず。
(フリースの衣類も洗濯して脱水したあと、すぐ乾きますよね)
スポンジを買うお金はもちろん、洗剤も節約できて、しかもリサイクルになるからとってもエコ。
もう着ないフリースが眠っていたら、ぜひ試してみてください、
フリースは切り方でいろいろ使える!
いらないフリースを大きめに切ると、科学ぞうきんに大変身。
フリースは摩擦を加えると静電気が起き、細かいほこりも吸着してくれるので、パソコンまわりの掃除にもうってつけです。
フリースは不織布なので切り口がほつれず、切りっぱなしでも大丈夫です。
また、細長く切り込みを入れ、棒に巻きつけてとめると、科学ハタキのできあがりです。
高いところにある照明器具のカバーなども、これでほこりをとります。
そのあとは固くしぼったフリース科学ぞうきんで拭き取ると、驚くほどピカピカに。
部屋がパーッと明るくなります。
そのほか、古い割り箸などに巻きつけると、家具の隙間の汚れが簡単にとれます。
マ○イ棒より汚れ落ちがよく、しかもタダ!
フリースはアイデア次第でもっと用途が広がっていきます。
皆さんもいろんな場面で活用してみてくださいね。