クローゼット・押入れ収納術

引っ越しで不用品を仕分けして処分できた人は、荷物量が随分減ってスッキリしたのではありませんか?物の量が少ない状態のうちに、収納場所の定位置を決めてしまいましょう。使用頻度を考えた指定席ができれば、もうあちこち家中を探す必要がなくなりますよ。

自由自在なフリースペース!押入れの使い方は?

押入れは、友達が遊びに来た時に慌てて出しっぱなしの物を放り込んだり、あとで整理整頓しようと思っていた物を一時的に袋に放り込んでそのまま保管したりしている間に、どこに何があるか分からなくなってしまうような、使い方を間違うと途端に迷宮の様相を呈してくる危険をはらんだ場所です。

限られた収納場所を、そんなデッドスペースにしておくのはもったいないですよ。

天袋

そのままでは届かず、出し入れを頻繁にする物や重い物の収納には不向き。手の届かない奥に追いやってしまうと、もはや引っ越しまで発掘されないでしょう。

オフシーズンの衣類や寝具、クリスマスリースなどの飾りや、滅多に使わないリュックや登山用品、子どもの図工作品などを保管している人が多いです。収納グッズを入れるなら全面に引き手が付いていて、引き出すと奥の物まで出せるタイプの軽量のボックスがおすすめです。

押入れの上段

立ったままでラクに出し入れできる、一番使い勝手の良い場所です。普段使いの物を収納し、日常的に出し入れするので、収納グッズを使い、配置と取り出しやすい工夫をすることがキモです。

布団やリネンを入れたり、ポールを吊ってクローゼットのようにハンガーに掛けて衣類を収納することも多いです。手が届きやすいので奥にカラーボックスなどの棚を設置することもできます。空間を有効利用したい場所ですが、詰め込み過ぎは湿気やカビの原因になることも。

押入れの下段

ここも使いやすく、重い物の保管にも向いている場所です。引き出し式のケースでも、キャスター付きのボックスでも、押入れ家具でも置けます。

キャスター付きの軽いボックスは、小さいお子さんでも放り込むだけでおもちゃのお片付けができるので、簡単で便利です。

オフシーズンの衣類も、季節ごとに取り出しやすい側に引き出しやボックスごと入れ替えたりできます。収納スペースの狭い家では、食品や消耗品の備蓄場所になることもあるようです。

タンスよりも使い勝手が良いクローゼットの収納は?

押入れに比べると、クローゼットは入れる物が限定されるので、迷わず活用できる場所になりますね。ただし、適当に詰め込んでいるだけでは、必要な服がすぐに見つからなかったり、コーディネートに悩むことにもなりかねません。少しの工夫で、快適に有効活用しましょう。

頭上の棚

帽子やバッグ、箱に入れたコサージュなどの小物、毛皮のマフラーやストールなど、潰さずにふんわりと置いておきたい物の収納に便利です。

ポール

コートやスーツ、ジャケットなど型崩れしないようにハンガーに掛けるのが基本です。畳んでしまうのが苦手な人は何でも吊るす傾向があります。掛ける服の長さを揃えておくと、下が有効活用できます。

床上

スーツケースや、衣類の収納ケース、あまり出番のない靴、扇風機やスキー用品などの、押入れには入らない高さのある物を収納する場合もあります。

もう知ってる?アイデア収納術

押入れ上段に日常使いの布団をしまうと、上に空間ができませんか?あまりギリギリ過ぎても布団の出し入れがしにくいですが、広くスペースが空いているならもったいないですよ。

引き出し式の衣類ケースを2個横に並べて置いたり、脚の付いた伸縮棚で底上げして、棚の下部分を活用するようにしましょう。クローゼットは、たいてい肩幅よりも広い奥行になっているので、ハンガーに掛けて吊るした奥に若干のスペースが生まれます。

そこに突っ張り棒を取り付けて、滅多に出番のないドレスやスーツを平たく並べて掛けておくことができますよ。100円ショップで売っているプラスチックのチェーンにS字フックをところどころに差し込み、バッグを並べて掛けたり、ベルトのバックルを掛けたりして収納できます。

ポールに丈夫なひもを掛けて両端を結んで輪にします。もう一本同じ長さになるように作って、その間に棒を通せば、中間部分にもう一本、丈の短い物を吊るせるようになります。

洗濯後にハンガーに掛けて干したTシャツやブラウスも、畳んでしまうこともなくそのまま掛けて収納できるので時間の節約になりますよ。ただし、耐荷重に気をつけてください。あまり重い物をたくさんギュウギュウに掛けるのはやめてくださいね。

引き出し式の衣類ケースは深いタイプよりも浅い物の方が収納しやすいのですが、あまりに並べ過ぎると、あちこちに仕分けして引き出しを開けたり閉めたりが頻繁だと大変です。

どうせ見えない場所なのですから、パジャマやルームウェアなどシワにならない服、一度着たけれどまだ洗う必要のない服などを、ポンポン放り込める大きめのカゴやボックスを用意しておくとラクですよ。

カビが生える前に湿気対策を

気密性の高いマンションや、北向きの部屋の押入れやクローゼットは、普段は当然ふすまや扉を閉めているので、通気も悪くカビが発生する危険性が高くなります。朝、家族の布団の湿気を飛ばす暇もなく片付けなければならない場合は、湿気だってこもりやすくなってしまいます。

今すぐできる対策はふすまや扉を開け放つことです。扇風機の風を当てて空気を循環させてもいいですね。いつもいつもふすまを全開というわけにもいきませんから、外出時には開けて出掛けたり、ふすまの左右を少し開けて空気が循環するようにしましょう。

引っ越して荷物を入れる前に、除湿剤や押入れ用のスノコを使うのもいいでしょう。物を詰め込み過ぎないことがカビ予防につながります。

まとめ

広いだけに収納を工夫しないとデッドスペースになりがちな押入れですが、部屋に物が散らばっていると掃除も大変ですし、何より居住スペースのムダになります。広くスッキリしたお部屋作りのためにも、押入れやクローゼットを有効活用して、快適な暮らしを手に入れましょう。

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