転校でクラスに配る記念品は?

引っ越しにともなう転校で「今までお世話になりました」、「仲良くしてくれてありがとう」と、クラスの友だちにお礼の意味で、挨拶がわりのプレゼントを配ることがあります。

もらったことはあっても、いざ自分で用意することになると一体何を選んでよいのやら。
どんなプレゼントが男の子にも女の子にも喜んでもらえるのでしょうか。

記念品を配るのはあり?なし?

慌てて買い物に行くのはちょっと待ってください。お子さんが現在通っている学校の取り決めは知っていますか?過去に転校していった友だちから記念品をもらった記憶がありますか?

中には保護者の負担が大きいということで、こういう贈り物を容認していない学校もありますので、準備をする前にまず事前に確認しましょう。

学校、地域、担任の考え方により異なる

たとえば、ほんの少しの間在籍した学校や、学校統合で大多数が転校する場合や、学区内に転勤族の社宅がいくつもあるような地区など、ケースバイケースで考え方が違ってきます。

年度末や学期末は転校が相次ぎ、1クラスに数人の転出が重なることだってあります。その時に、Aさんからプレゼントをもらって、Bくんからはもらわなかった、なんてことになったとしたら、クラスの友だちは別に気にしないかもしれませんが、Bくんの気持ちを考えるとモヤモヤしますよね。

でも、転校する子に寄せ書きなどのプレゼントをすることはあっても、出て行く側がクラス全員に贈り物をするなんて聞いたこともないという人だっています。

学校に在籍する兄弟が何人かいる家庭の引っ越しでは、それぞれのクラス全員分の贈り物を用意することが大きな負担になってしまうこともあります。転校時期によっては、今のクラスよりも、前のクラスの方が思い入れが強く、そちらに配りたいと思う人もいるかもしれませんね。

何かと問題を招くこともあるので、手紙以外の購入したプレゼントのやり取りを一切禁止している先生もいます。

ルール化している学校も

過去に高額な転校の挨拶品をもらったが、自分が転校する時にはそんな高額な物は用意できないとか、旅行に行くたびにお土産をクラスに配る子たちがいるが、うちはどこにも連れて行けないので申し訳ないが、受け取るなとも言えない。

などの議題がPTAで上がったりして問題視された場合、学校側でルールを決めていることがあります。入学のしおりに「転出入時の挨拶品や旅行のお土産の配布を禁止」と、あらかじめ決められている時は守りましょう。

明確に決められていない場合は

これはもう気持ちの問題ですので、別に義務的に感じなくてもいいのではありませんか?クラス替えから日が浅く、まだ馴染んでいないうちの転校だったら、クラス全員にお世話になったという気持ちはないかもしれません。

小さな学校で学年1クラスだけの少人数、入学した時から全員一緒で、転校する時には涙涙のお別れ会なんていう場合とは思い入れも違うのは当然です。

このように状況によってもかなり違ってきます。迷ったら担任の先生に聞いてみるのも一つの方法です。

「挨拶の品を贈りたいのですが」と言えば、お別れの挨拶をする時間を取ってくれたり、一人ひとりに声を掛け合いながら手渡す場を設けてくれたり、各自書いてくれていた手紙との交換だったり、協力してくれるでしょう。

お子さんがそういうことが苦手なら、先生に配ってもらったっていいんです。「お気遣いなく」、「一切不要です」と言われてしまえば、わざわざ逆らうこともないでしょう。

男女問わずもらってうれしいものは?

さて、最近のお子さんたちは何をもらうとうれしいのか、判断に困りますね。ただし、一人あたりの予算は、大体の相場が決まっていますので、そんな大したものは準備できません。

しかも、男女兼用で全員が同じ品で一気にクラス人数分揃えられるもの、となると選択肢はかなり少なくなります。用意する際には、必ず人数分よりも1つ2つ多めに用意しておきましょう。

特に、手紙を入れて自分でラッピングしたい時などは、数を数えて買ったはずなのに、袋詰めする時になってなぜだか数が足りなくなっていたり、記念品を買ってから転校するまでの間に転入生が来て人数が増えていたり、色々なことが起こるものです。

あとから同じものが揃えられるとは限りませんので、念のため多めに購入しておくことをおすすめします。

低学年なら人気キャラクターものでも

いくらあっても困らない消耗品が人気です。高い品物だと、もらった側が逆にお返しをしなければいけないのでは、と気を遣わせてしまうことになるので、安いもので十分です。

幼稚園児や小学校低学年なら、人気キャラクターの商品でもいいかもしれません。お絵かき帳や、えんぴつ、消しゴムでも人気キャラクターの物なら、たくさん出ていますよね。男女で分けたい場合は、シールやリボンで見分けがつくようにしておきましょう。

小さいお子さんの中にはハンカチを使うたびに上手に折ってしまうことが難しい子もいるので、ミニタオルのほうが便利です。給食当番で使うマスクや、かわいいポケットティッシュも誰でも使いますね。

歯ブラシなどでもよいでしょう。歯を磨く時に、たまに思い出してくれるといいですね。

高学年は好みがハッキリ

高学年になる頃には男女で兼用できる物の選択肢が少なくなったり、おしゃれな大人っぽい物や余計な装飾の無いシンプルな物に人気があったりします。一人ひとりの好みを考えて別々に選ぶわけにもいきませんので、やはり無難な物に落ち着く傾向があります。

ハンカチやキーホルダー、レターセットやクリアファイルなどの他、一人ひとりに宛てて書いたメッセージカードや手紙というのも、心がこもっていて嬉しいですよね。

でも、仲のいいお子さんにならともかく、全員にメッセージを書くのが気恥ずかしいお子さんもいるでしょう。そういう時は、たくさんあっても困らない、誰かと同じでも別に気にならない無難なもの。そう「文房具」がおすすめです!

ノートやえんぴつ、ボールペンや消しゴムなどの文房具は、昔から誰もが使う消耗品です。そして、女子はお気に入りの文房具を集めたりし始める時期です。

ノート一つとってもバラエティに富んだものがたくさんあります。消せるボールペンもカラーバリエーションが豊富にありますね。かわいらしい付箋もたくさん出ていますし、クリップやマスキングテープも見ているだけで楽しいものです。

学校によっては、持ち物に制限がある場合があり、ノートも教科ごとに指定のノートでなければダメなこともあります。その辺を考慮して、学校で使うものにするか、家庭で使えるものにするかなどを考えましょう。

高学年ぐらいになれば、お子さんに聞いてみるのが一番確実なのではないでしょうか。

避けた方がよいNGの品物

気心の知れた仲良しのお友だちなら手作りのお菓子をかわいくラッピングして渡してもいいかもしれませんが、転校の挨拶がわりのお礼の品をクラス全員に配る時には、アレルギーや衛生面が心配なので食品は適していません。

お菓子作りを得意とするママでも、それはNGです。他には、男女どちらでも違和感なく使える物の方が絶対いいです。スポーツソックスやポーチという意見もありましたが、男女によって使う使わないがハッキリ分かれそうです。

子どもが病気で欠席した時にクラスのお友だちが学校からの配布物を届けてくれたり、ケガして登下校が大変な時に荷物を持ってくれたりしたなんていう時には、保護者が感謝の気持ちを表したくて、お礼の品をちょっと頑張っていい物を渡したくなる気持ちもわかります。

しかし、受け取った親御さんが恐縮して、何かお返しした方がいいのではと気にしてしまうので、高価な物は不要です。何しろ、子どもの世界では普通に誰にでもやっていることで特別なことだと捉えていないし、何よりお互い様なので。

まとめ

結局、転校でクラスに配る記念品の一番人気は昔も今も変わらず、無難な文房具ではないでしょうか。
それなら、えんぴつと消しゴムでも、ノートでも自由帳でも、2色ボールペンでも、予算に合わせた選び方は無限にあり、数も揃いやすいです。お店で人数分の袋に入れてラッピングしてくれるところもあれば、人数分の袋やシールやリボンを別にしてつけてくれるところもあります。

引っ越しを控え慌ただしい時期に手っ取り早く近所で揃えられるのがありがたいですね。ただ、一番に優先してあげなければいけないのはお子さん本人の気持ちです。

遠距離の引っ越しであれば、もう会うことはないかもしれないとわかっていますし、隣町の引っ越しであっても段々と疎遠になることもなんとなく理解しているでしょう。仲良しの輪から自分だけがいなくなることは寂しいものです。

みんなにお手紙を書きたいと言えばレターセットを一緒に選んであげたり、何か工夫してメッセージカードを手作りしたいと言えば一緒にいいアイデアがないか考えたり、ちょっと手伝ってあげたりして、お子さんの気持ちに寄り添ってあげましょう。

なお、転校のための準備については、「1ヶ月前までにやっておく手続き」の記事も参考にしてみてくださいね。

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